代表挨拶

代表取締役の清野と申します。

近年、中古車販売業界は大きな変革の最中にあります。消費者の多様な要望に柔軟に応えるため、業界全体がサービスとビジネスモデルの変革に取り組んでいます。特に、市場の動向から車の買取事業の導入は中古車販売店にとっての新しい可能性として注目されています。しかし、その参入障壁は決して低くはありません。多くの中古車販売店が買取事業をスタートさせるものの、成果を上げられずに挫折するケースも少なくありません。

一方で、最近では某大手販売会社の不祥事により、中古車販売店に対する消費者の目が厳しくなっているのも事実です。従来の方法だけでは収益を上げるのが難しい時代となっています。そのため、変化の波を乗り越え、業界内での競争を勝ち抜くための新たな方向性や取り組みが求められています。業界として新たな方向性を模索する中、私たちは一つの新しいサービスをご提案させていただくこととなりました。

売上を上げたい、事業を安定させたいなど様々な理由でお悩みの中古車販売事業者様と共に考え一緒に成長していきながらも同じ方向を目指して共に切磋琢磨していけたら幸いでございます。

私が車の買取を始めるまで

廃車お恥ずかしい話ですが、私はもともと店舗も持たず、中途半端にブローカーや廃品回収のようなことをしていました。
いきなりイメージがよくないと思います。
車の販売や車検代行、ひどいときはガソリンスタンドや整備工場、販売店を回っては廃バッテリーやアルミホイール集め、廃油まで集めました。
更には山奥の放置車両を見つけては持ち主を見つけ出して売って貰い、スクラップ屋に売るといった今考えるととても人に話したくない過去でございます。
もっというのであれば、飛び込みで一般宅を回り不要な鉄くずを回収して非鉄金属屋に販売。
もはや単なる日銭稼ぎです。
そのころの私はまさに「貧乏の極み」のような生き様でした。
大体2005年頃の話です。その頃の私の車はいつ止まってもおかしくないエアコン無しの550CCの軽バンで知人から1万円で譲り受けたものでした。

しかし当時の私は
「知らないことを徹底的に調べ上げる事」と「思い立ったらすぐ行動」と「飛び込み営業や新たな事へ挑戦する勢い」がありました。
どこに何が売れるのか?どこの会社に売るのが一番高いのかなどを徹底的に調べ上げました。
とりあえず何でもやってみました。手当たり次第に飛び込みました。ただがむしゃらに働きました。その結果、中古車店を開業する資金をためる事ができたのです。

そこで貯めた少しのお金で小さい中古車販売店を開業したのです。
今考えるとよくそんな低額でお店を始められたなと思います。
しかしブローカー時代のあまり属性の良いと言えないお客様が大半を占めており、ぜんぜん儲からないしお金もないので在庫も安い車しか置けない。
来るお客様といったら知り合いの紹介か安い金額で目を引いたお客様ばかりこれじゃ儲かるはずありません。
更には原価すれすれの車検代行、部品を取り寄せては仕切り同然の金額で提供。
絶対に儲からないお店でした。
その為、私は当然ながら将来不安でしかありませんでした。
将来への不安を抱き、さらに私は中古車販売店の難しい点に気が付いていました。
それは集客が非常に難しく、新規客の獲得が困難であるという点です。
更には競合他社が多すぎて強みを持っていない中古車販売店は値段で勝負するしかなくなってしまうということです。

もっと簡単に集客をする方法はないだろうか?
そう考えた私は徹底的に調べ上げ、本気で考え、徹底的にヒントを探しました。

そこでたどり着いた答えが…….
「買取」でした。

そうして私は車買取を始めてみることにしました。

しかし私は買取を完全になめてました。。

最初のころはまったく車を買うことが出来ず、知り合いの紹介からしかほとんど買取ることは出来ませんでした。
しかし私はここで挫けませんでした。

私は徹底的に調べ、考え、徹底的にヒントを探し、戦略を練りました。
・・・市場調査分析、競合調査分析、内部の見直し、ツールの徹底検証、お客様の調査分析、WEBマーケティング方法、様々なマーケティング手法、心理学、経済行動学などなど。様々な知識の習得、実務経験、失敗と成功を繰り返し買取では他社に負けない仕組みが出来ました。
今考えると自然とPDCAサイクルを回せていたのです。
買取をはじめて1年で売り上げも160%UP
全体の粗利率が販売の時よりも10%以上上がりました。
そして今まで何度もアップデートをし、ブラッシュアップをおこない今でも継続して買取をメインで会社を回しています。
店舗も増え従業員も増え、様々な人脈も増え、様々な組合にも加盟できるようにもなりました。

そして余談ですが現在の私の車は現行のベンツGクラスになりました。

このサービス提供しようと思った理由。

私は大事に育ててきた買取のノウハウを提供することを決めました。
私は多くの中古車販売店または整備工場の方にどのようにして買取しているのかを聞かれます。

「車の買取を始めたいけどやり方を教えてほしい」
「車の買取に力を入れているけどぜんぜん買えない」

など多くの相談を受けます。

いままで私は絶対に教えずにきました。
しかし最近私の周りで買取をはじめましたという方が後を絶ちません。
でもどのようにやっているのかを聞くとまったくやり方がわかっていない。
表面上だけ真似をしていて本質的な部分が抜けている。

大事な事はそこではないのです。

そのままやっていても買取できず、即撤退になるでしょう。
そして事実、知り合い意外からは全く買えていないのです。
競合になる中古車販売店も同様にそのやり方では買取できないと感じます。

私の近くだけでもこれだけ相談を受けるということは、もっと広い地域になればもっとたくさんの方が悩んでいるのではないか?

私と同じ地域であれば直接的な競合関係になってしまいますので教える事は絶対にありません。
しかし他地域の方に教えるのは問題ないのではないかと思い、今回コンサルサービスとして提供することにしました。
更には一地域一社のみの提供にする事で、同じノウハウを持った方同士が競合にならない事を自分なりの条件にしました。
なぜならそれ程、強力で同一地域に複数では潰し合いになってしまうからです。

偶然の気付き

車の買取を始めて偶然にわかったことがありました。
買取を始めることにより、以前問題視していた新規顧客の獲得が容易になる事は計算済みでした。
しかし買取り以外のお客様が以前より増えていることでした。
私の会社では基本的に買取しかしておりませんでしたが、車検や販売の客数が以前よりも増えているのです。
それはお客様の属性と心理的要因からだと私は考えています。

そこで私は

「もし販売の強い店が買取を取り込んだら?」

必ず現在のお仕事との相乗効果により活性化するのはと考えました。

最後に

この度は私の長文をお読みいただき誠にありがとうございます。
最初にお話いたしましたが、会社の売上を上げたい又は安定させたいなど現状で悩みを抱えている事業者様には何らかのヒントにはなると思います。私たちは多くの方々のご支援とご指導のおかげで、今が存在しております。
その感謝の気持ちを忘れる事はありません。そしてそんな私達の最大の願いは、私達と関わるすべての人々が心からの幸せである事です。
私たちが関わるすべての方々に喜んでいただけるサービスとコミュニティーを提供できますよう日々進化してまいりますのでよろしくお願いいたします。

そして何よりも私たちはこのサービスに自信を持っております。

しかし私たちがサポートをしてもうまくいかない方も中には出てきてしまうかもしれません。
例えば壁にぶつかったときに自分で物事を調べ行動すると言った意識を持っている方でないとうまくいかないかもしれません。

私たちは精一杯サポートをいたしますが、行動するのはあなたです。
そのことをご理解いただいた上で私たちのサービスの価値を理解し納得していただける方のみサポートさせていただきたいと思っています。

その為ご希望に添えない場合もございますのでご了承ください。

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